あるエネルギーを有するが見えない 何かが 引きつけるか排斥するかの問題に大手を振って 口角泡を飛ばす エネルギーとはなにか 押し寄せる土圧か それとも貴方を嫌う 斥力か 灼熱の溶鉱炉か 絶対零度か 30℃のぬるま湯に漬かって だらだらと過ごす 俺か? 死ぬまでに俺という個体脳は何を学ぶんだ
真っ暗なオーブンの中に灼熱の光を閉じ込めて 穿孔せる隙間から放射する熱線を 取り出す執念は 19世紀のエウロッパにおいて大量に大砲などの重量物を 素早く正確に製造するかの競争が駆り立てた 古典物理を融合という名目で破壊せよとばかりにだ
紫外発散したくない公式は 周波数が上がると明るくエネルギー強度が上がるレイリー・ジェームスの紫外発散する公式と ヴィルヘルムの元気がなくなり下降する公式を組み合わせて閃いた式だ 実験結果は線形グラフに頂点があるというのに 光を波動として捉えると実験値に合わない発散せる2式ができる そこでドイツきっての教授の登場だ
太陽スペクトルに合わせるとhというプランク定数が逆算されるという 思い切った数式をひねり出す内挿法 自然条件に引っ付ける式を見つけ出す宇宙定数だ
だから言ったのさ 目に見えないものしか 信用してはならんと 心は見えるか 謀略は見えるか アイロニーだろう ソクラテスの問答法 その知識が見せかけのものでしかなかったことを悟らせる 黒体放射だ
有限の黒体オーブン溶鉱炉のなかに 紫外発散するような無限のエネルギーが詰まっているわけがない 有限から無限は生まれない 20℃のお湯と80℃のお湯を混ぜれば50℃のお湯ができる 50℃のお湯から20℃と80℃のお湯は生まれない証明は誰がするのだ ボルツマン 偉大なる悩める伯爵よ
哲学的情念や真善美で 科学を終始させるな 理論値と実験での確認が宇宙を決める のだと 目に見えない 絶対零度の住民がうなずく
λは波の波長(ex.m)νは波の周波数(ex.8回/秒)速度C=λ×ν(ex.km/sec)
波長が短いと周波数(Hzとも)は多い
縦軸は光の強度 この図は左右反転の表示もあります
Kはケルビンで絶対温度 水の沸点(標準状態) 373.15 k 俺のフォグランプは3000kフォグランプは黄色に限ると 信ずる者は幸いなりや
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